若き別冊宝島
『6 性格の本』を持ってるもんと思ってたんだけど、家のどこにも見当たらないんで、今回入手した『13 マンガ論争』が現在手元にある中で一番若い号数ということになった。
ひとまず、執筆者がとっても豪華!で、その名前を挙げるだけで興奮してくる―川本三郎、佐藤忠男、星新一、山藤章二、大島渚、鶴見俊輔、中島梓、川又千秋、筒井康隆、相田洋、渋谷陽一、塚本邦雄、寺山修司、亀和田武、有川優、村上知彦、湯田伸子、橋本治、亜庭じゅん―んだけど、これってほぼ全部が他誌等で発表さてたものの再録だからってーハナシ。
そんで、↑につづく別冊宝島の広告頁が(11冊しかないからなんだけど)、後々の見慣れた、だーっタイトルと短い解説が並んでるのと全然違ってるのも妙に嬉しい。しかも、「別冊宝島」って欄はビリー・ザ・キッドの写真使ってて手探り感丸出しだし。
で、これはある意味謎なんだけど、13号(1979年5月発行)なんてホントに初期に「マンガ」を取り上げているのに、その後「257 このマンガがすごい!」(1996年5月発行)までの17年間*1もの間マンガがとりあげられていない。せめてその3年前に大友克洋が『童夢』で日本SF大賞を受賞したころに出ててもおかしくないと思うんだけど。
*1:今度発行ペースの変遷を見てみるのも面白いかも