NHKの配慮

先週の『浪花の華 東儀左近の事件帳』

まあ当然ハイライトは東儀左近(栗山千明)の緊縛・拷問シーン。ちなみに、これ原作にはなくって、

禁書売り―緒方洪庵浪華の事件帳 (双葉文庫)

禁書売り―緒方洪庵浪華の事件帳 (双葉文庫)

「木綿さばき」では左近は自力で抜け出し、あとから「数発殴られただけ」と述懐するだけなのだ。まあ、そっちの方がキャクターとしての「東儀左近」の一貫性はたもってはいるのだけど、どっちが見てて「嬉しい」かというと、ねぇ。
ありがとう、NHK。ありがとう、安原裕人。ありがとう、前川洋一


その反面、予告頁のスチルは若狭と対峙する章ってとこにはちょっとがっかり。もし、変な「配慮」をしたんだったらヘタレだろうし、実際に見たやつだけのお楽しみってことだったら、それはそれでちょっとせこいような気もする。