新人類

埼玉ライオンズ優勝おめでとうございます。
今年の日本シリーズは熱戦に続く熱戦で両軍選手・コーチ・その他の職員のみなさんお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

んでもって優勝監督の渡辺久信は「新人類」と呼ばれた世代ではあるが、今現在彼を「新人類監督」なんて呼ぶ人はいまい。というか、ほんとあれってなんなっだんでしょうね。
てこって

新人類図鑑〈PART1〉 (朝日文庫)

新人類図鑑〈PART1〉 (朝日文庫)

のメンバーとその本での「肩書き」を並べてみる。

「女子大生」っていうのに笑ってはいけない・・・いや、いいんだけど。
この本(パート1)は「筑紫哲也の若者探検<新人類の旗手たち>」(『朝日ジャーナル』85年4月19日号〜8月30日号分)をまとめたもんである。

なぜなにキーワード図鑑 (新潮文庫)

なぜなにキーワード図鑑 (新潮文庫)

によれば、筑紫さんがタクシーの中で隣の編集者の読んでた『宝島』84年11月号を横から見て、目にとまったのが「新人類」って言葉だったらしくて。そんでもってこの言葉をえらく気に入った筑紫さんが新企画のタイトルにつけたってのが事の成り行きだそうだ。
ちなみに当初考えてたのは「海のものとも山のものとも」だったらしい。いやー今年の春時点でのライオンズも「海〜山〜」ってな感じで語られてたんだと思えば感慨深い。


※ついでに『なぜキー』による「新人類ブックガイド」

幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)

幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)

人間以上 (ハヤカワ文庫 SF 317)

人間以上 (ハヤカワ文庫 SF 317)

賢者の石 (創元推理文庫 641-1)

賢者の石 (創元推理文庫 641-1)

生命潮流―来たるべきものの予感

生命潮流―来たるべきものの予感

あ、そういえば「百匹目の猿」までもう一声。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081108-00000101-san-soci
参考
山本弘「『百匹目のサル』 の甘いささやき」

洗脳されたい!―マインド・ビジネスの天国と地獄 (別冊宝島 (304))

洗脳されたい!―マインド・ビジネスの天国と地獄 (別冊宝島 (304))

志水一夫「「百匹目のサル」を越えると大ブームが起こる!?
トンデモ超常現象99の真相 (宝島社文庫)

トンデモ超常現象99の真相 (宝島社文庫)