3丁目のルツ記

夕日の次に出てくんのが月だってわけじゃないんだろうけど

主人公の女の子の名前がルツ。まあ旧約聖書がどんだけ内容に影響してるのかわからんくらいのわずか90頁程度の短編。
ルツ記 - Wikipedia
血のつながりのない姉弟と、これまた血のつながりのない兄妹(で、どっちも女の方が自分じゃ何にもできんダメっぷり)が絡んで・・・特に何が起こるわけでもない話。もう打ち切りじゃないのか、と思ってしまうくらいプツンと終わってる。


でもって、その90頁の間、岩館先生は制服と女の子髪の毛をどう表現するかに頑張っておるようで、頑張りすぎて(違う髪形みたいで)同一人物には見えない場合があるくらい。
あと、タイトルにある「月」にかんしては気合が入ってるんだけど、

それに比べて太陽に関しては、それこそ「くちびるから散弾銃」あたりの岡崎京子並みのお気楽さ。

なんだか気になって3回も読み返してしまった。