もしも明日が・・・晴れ、ときどきキル・ミー




を並べただけ


じゃあない。


昨日の「〜以来」の「〜」の部分、高部知子のいわゆる「ニャンニャン写真事件」に巻き込まれた人が出したシングル2枚。
今思えば、あの事件、「ニャンニャン」もそうなんだけど、「喫煙」ってのが大きかったんだな、と思う。
この後の「夕やけニャンニャンおニャン子クラブの初期メンバーがクビになったり、「おニャン子の再来」モーニング娘。のメンバー加護亜依の一連のごたごたにも繋がってるような、いないような。



てこって「もしも明日が・・・/昔、昔は」は謹慎処分の高部知子を外してリリースされたシングル。作詞、作曲は荒木とよひさ三木たかし。編曲がA面が佐藤準でB面は鈴木慶一
意外だったのが「もしも明日が・・・」ってフルコーラスで4分17秒もあったことと、1番以上に2番のストレートなこと。

もしも 涙がこぼれたら
愛する人よ なぐさめて

それから、レコード会社がフォーライフってのも。


そんでもって「晴れ、ときどき殺人(キル・ミー)/星座の旅」は高部知子の降板でふってわいたように、幸か不幸か劇場版『積木くずし』の主演に抜擢されて、女優としての評価はともかくアイドルとしてはあさっての方向に行かざるをえなかった典子さんの2ndシングル。
ジャケットがスリーブ型で表がおそらく映画撮影前後の写真。裏が文庫本ジャケと同じ写真。

たぶん表ジャケは作詞作曲の阿木耀子宇崎竜童夫妻にちなんで山口百恵を意識してるんだろう。でも、写真によって髪の長さが全然違うのは気になるなぁ(そもそも映画でも三種類の髪型が登場するし)。で、TVで唄ってる時も若干長さが違うし。このあたりイメージ戦略としていかがなもんかと春樹に問い詰めたい気もするが、まあそれが典子さんのポジション―キャラじゃなくてキャラクターを演じてる人。


で、この映像(トップテン?)を見て、出だしの「雲の流れが早くて ポカンとあいた青空に覗くパラダイス」の部分につづいて「シェリーに口づけ」が歌えそうなだなぁというのは当時も思ってたけど、マジでたまげたのはまったく「振り付け」されてないこと。だって、その当時の普通のアイドル歌謡だったら少なくとも「晴〜れ、ときどき キル・ミー」の部分くらいには振りは付くもんなんだが。あくまでも女優が歌も歌ってますってことなのかなぁ。このあたりに一線を画してもよかったひろ子・知世ちゃんとの差を改めて感じてしまう。