ついに「すずらん」まで

ふたりっ子』の内野聖陽、『ファイト』の本仮屋ユイカ、『私の青空』の筒井道隆、『春よ来い』の矢島健一ではじまった『ゴンゾウ〜伝説の刑事』。
そんでもって『ちりとてちん』の加藤虎之介、『おしん』の金田明夫、『どんど晴れ』の内田朝陽『「ほんまもん』の池脇千鶴と来て、とうとう「すずらん」の遠野凪子まで登場。おそらく大塚寧々は『ハイカラさん』の手塚理美の化身だ。


でも、なぜこのドラマがここまで「朝の連続テレビ小説」にこだわるか、なんとなく分かってきた。これは「特別機動捜査隊」「特捜最前線」のNET「水曜10時刑事枠」復活に向けての狼煙なのではないか。


ゴンゾウ』の窓際族が実は凄腕の捜査官というのは『特捜最前線』の「窓際警視シリーズ」のオマージュである。
第269話 窓際警視、投げ込み魔を追う! - 特捜最前線日記
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そして『特捜最前線』で「窓際警視」で蒲生大助を演じた長門裕之は「おていちゃん」に出演、その奥方の南田洋子は「虹」に主演している。これが全くの偶然だとは到底考えられない。


夕焼けTV番長(洋泉社MOOK 映画秘宝)

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の「Respect長坂秀佳 特捜最前線」の丸田祥三切通理作の対談を思い出してほしい。

切通 長坂ファンの人に聞いたら、放送当時、焼き鳥屋のおっちゃんと『特捜』の話で盛り上がったという。そういう話を書けるのは長坂さんしかいない。
丸田 それが時間帯が10時から9時にズレたら、明日の仕込みと化しなきゃならないから見れない、という投書がいっぱい来た。『特捜』終わらせたのは『ニュースステーションだったんだよ。

さらにいうなら『相棒』の「特命係」も『特捜最前線』の「特命課」へのRespectである。


いい加減『報道ステーション』で古館のマヌケ面*1の賞味期限も過ぎただろう。今度は「刑事ドラマ」が『報道ステーション』を終わらせる順番だ。


おそらく「ゴンゾウ」は次週以降、巨悪への絶望的な戦いへと向かっていくだろう。

それも「マイティジャック」も「仮面ライダー」も「科学戦隊ゴレンジャー」も「仮面ライダーストロンガー」も「宇宙鉄人キョーダイン」も「光速エスパー」もいない、さらに絶望的な。

*1:マネーゲーム批判したり、庶民の見方面すんなら、その番組のギャラ拘束時間×800円くらいでやってみろ