ひょこっと

ほかの本を目当てにブックオフ古賀店に行ったら、こんな切り抜き

(前略)もっちょとディープでおたっきーな世界に浸りたい人には、映画宝島『怪獣学・入門』。(中略)なお再販以降は一部原稿がさしかえられているので、セブン12話に興味がある人は古本屋で初版を探してね
おおもり・のぞみ

が挟まったそれ。発売当時に初版を買い損ねて、ほしいなぁ、でもネットとかで買うのもなぁ、どっかでひょこっと出遭ったら買お!と長年思ってたもんにほんとにひょこっと出会う。
ちなみに目次の違いを見ると、初版が

第2版が


それにしても『封印作品の謎―ウルトラセブンからブラック・ジャックまで (だいわ文庫)』で

92年にJICC出版局(現・宝島社)から発売された別冊宝島『怪獣学・入門!』。(略)この本の初版の巻末には"「幻の12話を20年間追い続けた男"という2ページのコラムがあった。封印までの経緯を商業出版では初めて詳しく説明したコラムだったが第2版以降、そっくり消されていた。コラムのあったはずのページは「ゴジラCOMICの逆襲」という同社の漫画の広告に差し替えられていた。あたかも、12話が『ウルトラセブン』の歴史から抹消されたのと同じように・・・・・・。このムックの編集者で、後に雑誌『映画秘宝』の編集者を務めた映画評論家の町山智浩はこう話す。
「あの本は、怪獣の写真とかで円谷プロの作品を使っているので、二刷目でも12話の記事を掲載し続けるなら、二刷目以降の写真掲載の許可を出さないといわれたんですよ」

こう書いてあった、このコラム。果たしてどんなもんやろ、と帰宅すると直ぐに読んでみた。



まあ、円谷とケンカして、他の記事での写真掲載をちゃいしてまで載っけ続ける程の記事でもないのかなぁという感じ。安藤健二さんほどの掘り下げ(というか、運動側への配慮)がないんで、運動への糾弾だけに終始している気がするし。それに、円谷プロ側の問題を追及するとそれこそだしね。