「少林」も「少女」も描いていない「小林小女」
「小林少女」っていってたけど、ようく考えると「小林小女」だったんではないかと。
まあ「少林」にはもう腹も立ちませんでした。
本広は『サマータイムマシンブルース』で「SF研究会」を舞台にしながら、「何マジになってんですか」とばかりに「SF」にも「研究会」にも敬意を払いませんでした。だから、ブルース・リー師父本人、各作品への侮辱も予想の範囲内です。製作者、脚本家も同様に「少林」や「カンフー」への思い入れ、それから協力頂いたラクロスの方々への感謝((なんだか、娘コッポラ『ロストラ』を思い出した))もないだろうからいいとしましょう。
ただし、アクション監督:野口彰宏 武術指導:マーク武蔵の二人の名前は覚えていた方がいいのかもしれません。
同様に
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ところで「少林拳の心」を学びに行ったはずの「少林寺」を「卒業」しながら
ちーっとも身についてないのはなんなんでしょうか。やっぱ間違って雲南省あたりの「小林寺」に行ってたんではないでしょうか。
あ、そうでした。
個人的にはもっと問題なのは「少女」の方なんです。
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「小林小女」にはそれがありません。なんとなくリンを嫌い、なんとなく和解します。
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なのに『小林小女』ではなんとなく(以下略)。
これじゃラクロスの、少林拳の、太極拳の「特訓」をした彼女たちが報われてませんよね。
最初『踊る大捜査線』メンバーでもある水野美紀だったら話は早いじゃん、という意見もありましたが、今となってはという感じです。
※改めてhttp://d.hatena.ne.jp/shidehira/edit?date=20080328の拳の写真見てあーあと。