ハルちゃんの$14,000,000木苺キッス

その猫好きの人って多いよね。そりゃ猫アレルギーって人もいるだろうけど、少なくとも蝙蝠好きや蜘蛛好きよりは多いはず。
いや、別にだからどうだったって話じゃないんだけど。
先日から『X-MEN』『X-MEN2』『ソード・フィッシュ』を続けてみてたら

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が欲しくなって、ふと寄ったブックマで安くなってたので買った。
ラジー賞4部門独占なんてことばかりが取り上げられるこの『キャットウーマソ』である。が、ハルちゃんはこの映画でアメ公のガキが選ぶ一番好きな女優賞なんてもんも獲得しているのだ、まあちっとも栄誉じゃなそうだけど。あと、製作費の半分も回収できてないみたいね。
そんなマイナスな要素なんか全然気にならなかったよ、今の僕には。だってハルちゃんがキャットウォークでお尻ふりふりなんて軽いギャグまでかましてくれんだもん、良いよ、良いよ
なんてオトナのオトコの意見を言おうと思ったけどやっぱ無理。
なんかさぁ、このツヤツケた感じ*1がどうもいかん。先にあげた蝙蝠男や蜘蛛男をなぞったとこも情けないし、女闘美(せっかくそのままでキャットファイトなのに)ぐあいもバリモア姐のような割り切ったとこがない。ハルちゃんVSシャロン石の木苺女優の対決も「サンダ対ガイラみたいだろ、でへへ」以下ってのも・・・
でも、気を取り直して「日本語吹き替え」で見た。ははは、金かけた「月曜ドラマランド」やん。字幕より「負け犬!」ってセリフ生きてるし。
ということは
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のクァク・ジョエン、チョン・ジヒョンのコンビでスケールダウンリメイク南下したら良いかも。
少なくとも
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よりはずっと面白いんだよな。
※ちなみに今回のハルちゃんの吹き替えを担当した本田貴子さん、『ボーイズ・ドント・クライ』ではヒラリー・スワンクの声。オスカー女優に縁のある人なのね。
※※それにしても主役のカップルが我慢(Patience)と寂しい(Lone)ってのも。で、その寂しいさんを演じたBBはあのChe: 39 sai - Wakare no tegami (2008) - IMDbの撮影中。
※※※スタッフの詳細を眺めて、猫のトレーナーの多さにびっくりする。それより、ファイトコーディネーターの数を増やした方が・・・

*1:エーかっこしい