りビジョニスト近藤由美子

また、このオタンチンがやってくれた。今朝の日刊スポーツ「近藤由美子のこの一本」で『キサラギ』を紹介。

一つ残念なのは、全体を写す引きのカットが多いこと。もう少し、5人の表情やしぐさを同時に見たいし、迫力を感じたかった。

意味不明。引きのカットが多いだったら、「同時に」見えるはずなんだが、こいつ大丈夫か。でもって〆の文章がこいつの底の薄さを物語ってる。

ただ、こんなわがままな要望をかなえてもらうためには、舞台化してもらうしかないのだろうか。

?「引きのカット」に文句つけといて、舞台化って言うのも変だが、そもそもこの作品が舞台の映画化だってことも知らんのか、それとも、知っててわざと「なかった」ことに加担してるのか、ボケッ。

複雑な心境ですよ、そりゃあ。あれこれ語るつもりはないけれど。
きっと楽しみながら観れる「キサラギ」。何万という人が笑うであろう「キサラギ」。複雑な気持ちで観るのはヨンパチメンバーだけだろうなぁ(笑)
http://blog.48blues.com/?eid=676726

僕自体も今回の映画化までこの舞台や劇団の存在は知らなかったから、偉そうなことはいえんのだが、脚本の古沢良太でちょっと検索したみりゃ解ることだろうって。
で、今回このボケが「練られた脚本」ってほめてるものの正体が

元々「キサラギ」は古沢がヨンパチ在籍の時に、舞台用にメンバーへのあてがきで書かれた完全ワンシチュエーションのコメディ

らしいのだ。つまり、劇団のメンバーがいてこそこの話が出来上がったんだよ。
ホント、こいつはロックや舞台なんかで汗かいてる人間の敵だな。