非処女を差別すんな!

てこって今

ジャンヌ・ダルクの生涯

ジャンヌ・ダルクの生涯

を読み始めたんだけど、これおもしれーよ。
ジャンヌが最初に「声」を聞いた場所に行き、自分が何も聞こえなかったからといって、神様に向かって「30過ぎの非処女だからって差別すんな。中年オヤジか」と罵った末に、ジャンヌが神の声を聞いたこと自体も

私は、神への不信感を抱きながら、再び裁判記録を読み返した。そして自分が読み落としていた部分に気がついたのである。ジャンヌは、なんと、神の声を聞いたその日、絶食していた。13歳の育ち盛りの少女が、何も食べずに真夏の庭に立っていたのである。幻聴が聞こえても、不思議でないかもしれない・・・

なんて不信心なこといってます。いやー、このくらいのギャグかましてくれれば井沢元彦も作家として認めてあげてもいいんだが。
ちなみにこの本にも「黒幕」やら「陰謀」やらであふれてますが、井沢と違って、それが「史料の裏づけがない」ことに自覚的ですんで罪は少ないです。
さーて続きを読もうっと。