PUNKの背走

昨日のクロスFMの午前中の番組http://www.crossfm.co.jp/clg/sat.phpで3曲から一つをリスナー投票でなんたらするなんてのがあってて、その3曲がピストルズアナーキー・イン・ザ・UK」、クラッシュ「ロンドン・コーリング」、ダムド「ニュー・ローズ」だった。
この3曲の並びにすげー違和感持った。
これって、めんたいビート3曲をロッカーズムーンライト・ラブ」、ルースターズ「ロージー」、モッズ「激しい雨が」を並べるようなもんで、それぞれクラッシュ
とモッズが浮いてると思う。
うーん、もっと多くの人に分かりやすく言うと中森明菜「少女A」、石川秀美「ゆれて湘南」に小泉今日子「なんてたってアイドル」とか。長澤まさみロボコン』、沢尻エリカ『パッチギ』にチャン・ツイィー『SAYURI』とかね。
もっと言うなら西郷輝彦「星のフラメンコ」、橋幸夫潮来傘」と郷ひろみの「よろしく哀愁」を比べるとか、蝶野、武藤と柴田勝頼で誰が一番闘魂があるか闘魂伝承してるか投票するとか。
ホークスの4番は誰かという三択を松中、小久保とアップショーとか。
確かに

をクラッシュの最高傑作に推す人も多いが、この曲を最初に聴いた時の感想は個人的には「ロンドンは燃えとったんやないんか」というもんだった。
ここはやっぱり「ホワイト・ライオット」かなと。*1
ちなみにこの「白い暴動」という発想はザ・クラッシュのオリジナルではなく、アメリカで黒人の暴動の嵐が吹きあれてたころ。「ホワイト・クリスマス」の節で
「I'm dreaminng of a white riot」と歌われていたらしいとのこと。
歌詞はこちらで。
ちなみにクラッシュ入門編は「シングルズ」かUSA版の
Clash

Clash

が良いと思うのだが、編集盤を嫌う人って多いんだよな。僕もNON魂ピは嫌いだけど。

*1:その前のエントリーを見てあちゃぁではあるが