東映αの苦境と逆襲
で、『エクステ』である。
エクステ 上映劇場一覧
なんじゃこりゃ?公開まであと1か月半というのにこれだけというのはどうよ?
(略)
田舎に住む栗山千明ファンはDVDが発売されるまで我慢していてください。大体君らのせいでもあるんだぞ。あの馬鹿馬鹿しくも素晴らしい『スケバン刑事 コードネーム = 麻宮サキ』を本当に馬鹿にして見に行かなかったから。
http://d.hatena.ne.jp/rszkillbill/20061231#p1
結びの言葉「今頃じたばたしたって手遅れ。栗山千明のことだけ考えていては駄目なのだ」には深く共鳴する。
それにしても、東映本丸の頁と出城の作品サイトで前売り発売日がこうも違ってるってのはどうなんだろ。本当に『エクステ』はどうなっちゃうんだろ?という気になるよ。公式サイトのイントロダクションがですます調なのもなんだかなぁだし「山本未来」が「山本末来」になってるし。あああ『箪笥』のハリウッドリメイクの話がさっぱり聞こえてこないのも、そろそろアジアンガルルズホラーが・・・ってことなのかもしれない。
予約特典も微妙だし・・・なんで千明様を全面に出さない!!・・・ああ、あれもこれも『フラガール』の李相日、『ゆれる』のオダギリジョー、『硫黄島の手紙』の加瀬亮という、いくらでも面白くありそうな面子で中途半端な"バディムービーごっこ"をやったあの映画が悪いんだ。
まあ、『エクステ』はともかく東映αにしてみれば、次に控えるのが
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こっちは「THE MOVIE」ではなく「劇場版」ってこともかなり本気で東映セントラル汁が滲み出てるような。気になる中身は
愛と欲望と暴力が渦巻く眠らない街、神室町。かつて「堂島の龍」と呼ばれた伝説の極道・桐生一馬が、刑期を終えて10年振りに戻って来た。それを機にまるで止まっていた歯車が動き出したかのように、街で事件が多発する。消えた100億円、立てこもる銀行強盗、最愛の人・由美や恩人・風間の失踪、謎の韓国人の出現、強盗を企てるカップル、無二の親友・錦山の裏切り…。そんな時、桐生の前に、母を探す少女・遥が現れる。狂気の極道・真島吾朗との因縁の死闘を繰り広げながら、桐生は遥を守って突き進む。全ての事件が交錯し、やがてひとつに焦点を結んだ時、国をも揺るがす驚愕の事実が露になる。桐生がそこに見たものは、絶望か?…それとも、希望か?
とサイトの「ストーリー」を読むだけではちーーーっとも判らんところも好感が持てる。
それにしても『スケバソ』に続いて、この二つも上映するユナイテッド・シナマ・キャナルシティ13は偉い。
当然僕はどっちも観る。
なぜならそれが二代目杉本美樹=藤本美貴主演『0課の女』につながるかもしれないからだ。