格調高いウンコ

葦平と河伯洞の会発行「あしへい第3号」を母親経由でもらって読む。
でもって映画『糞尿譚』に葦平本人が校長役で出演していたことを知る。見たいなぁと思って、ソフト化されてないかググって見るがよく分からない。
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http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=25285
映画 伴淳・森繁の糞尿譚 - allcinema
主演:伴淳三郎・森重久彌、監督:野村芳太郎、脚本:橋本忍ってだけでも発売されててもよさそうなもんなんだけど。

そもそも原作の『糞尿譚』もさくっと手に入るものでもないらしい。この場合のさくっというのは近所のブクオフやブクマケで簡単に見つかるという感じ。近所の図書館にもないみたいだし。
原作といえば、芥川賞決定の際の菊池寛のコメントが面白い。

作者が出征中であるなどは、興行価値百パーセントで、近来やや精彩を欠いていた芥川賞の単調を救い得て充分だった。

「近年やや精彩を欠いていた」って、まだ第6回なのに(笑)。尾崎一雄の立場は。
芥川賞受賞者一覧|公益財団法人日本文学振興会

ああ誰かリメイクしねーかなぁ。そしたら勢いで文庫化されたり、旧作DVD発売とかなりそうなんだけどね。
昨日まで観たいとか読みたいとか一度も思ったことなかったくせに、こう思う僕でした。