おたくはサブカルがキライ

モーマスonエヴァンゲリオン - 伊藤剛のトカトントニズムのコメント欄での大泉実成さんと伊藤剛さんでの「オタク」と「サブカル」にまつわる会話が興味深い。
で、その中で大泉さんは「僕は自分がオタクなのかどうなのか悩んでいる人間」という発言をしているのであるが、そのことに関しては名著

消えたマンガ家 (¥800本)

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の第2章「伝説のマンガ家徳南晴一郎人間時計はどこに」でこのような文章を書いている。

僕はどういうわけか、おたくの友人が多く、というのも僕自身がおたくになれなかった人間として、おたくの圧倒的な専門分野の知識がうらやましい「おたくコンプレックス」を持っているからだと思うのだが、宅八郎町山智浩切通理作、西田好伸ら錚々たるおたくと比較しても、赤田君のおたく度といったらすごいものだった。

いやー未だに悩んでらしたとは。
まあ、そもそもこのエヴァ自体が「消えたマンガ家」が連載された「Quick Japan」や「STUDIO VOICE」といったサブカル誌で特集された、言い換えれば「サブカル」に受容された作品だったわけで。確かティーンエイジ・ファンクラブがどうしたこうしたってのがあったような。
それはさておき大泉さん(id:oizumi-m)、伊藤さん(id:goito-mineral)だけでなく、錚々たるおたくに列せられた方では町山智浩師父(id:TomoMach)、切通理作(id:PaPeRo)さんとみなさん「はてなダイアラー」(笑)。【はてな】ってどういうとこなんやろうね。
でもって、それもさておき、「オタク」と「サブカル」の違いってなんなんやろ。

サブカルチャー世界遺産 (SPA!BOOKS)

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では赤田、町山両氏がインタビューされているし。
それから↓こういうのもあるしね。

サブカル捕手でしたっけ?