尋ねる人間違い

ぼくとフリオと校庭で (アクションコミックス)』は主人公の僕と、夢見がち少年富利夫(フリオ)とが校庭で出会うことから始まり、フリオが「UFO」に乗って街を出て行ちゃったのかもしれないと僕が思って終わる。
でもってUFOである。
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20060509-29395.html
しかし、このニュースが出て逆にトンデモUFO業界は息を吹き返したような気がする。ちかごろ元気のなかった矢追さんに注目が集まったからだ。
で、そもそもこのニュースに対しての日本のほとんどのメディアがトな対応をしていたのがおかしい。フジテレビ「トクダネ」の笠井というバカは「ないということを証明してみろ」とトンチンカンなことをほざいておった、処置なし。
UFOs exist - it's official!
この発表は、"いわゆる「UFO」は異星の生物の乗り物である明確な証拠は見出せない"なのに、例によって「UFOは存在しない」ってな曲解をした上で、意見を求めた相手が矢追さん(あーあ)。
法律のことは法学者に訊く。医学のことは医者に訊く。科学のことは科学者に訊く。そんな当たり前のことをしてないのよね。
医学のことをワタナベジュンちゃん*1に尋ねる、遺伝子のことを竹内久美子に尋ねる、ノストラダムスのことを五島勉に尋ねるようなもんなのよ。税金のことを橋下徹弁護士にでもいいけど。
日本にUFOを真面目に研究している人がいないとでも思ってるんだろうな。というか矢追さんのインチキさはもう明らかなのに知らないのか、知らないフリなのか・・・高梨純一さんも草葉の陰で泣いているでしょうね。

UFOの嘘

UFOの嘘

というこって今から

トンデモUFO入門

トンデモUFO入門

を読んで、おそらく放映されるだろうミステルヤオイの番組が100倍楽しめる準備をしようっと。

あ、「僕とフリオと校庭で」の話だった。

http://homepage3.nifty.com/hirorin/ufofakes.htm

*1:文学でも可