[ひと]身近なのび太続き

「分るわけなかろーもん」
「本屋に訊いたら分ろーけん、本屋に訊く」
「タイトルも出版社も分らんとに本屋でも分らんて」
「?」
「だいたいそれどこで見たん?」
「俺も人から頼まれたけんよー分らん」
頼む方も頼むだが、頼まれる方も・・・
[本]椣平くんも誉めることを覚えなさい
っと相方から叱られました。そう、人やものを悪くゆってばかりじゃダメだ!ということです。
ので、買ったままほたっていた

を開きました。
いやー、全く役に立たん。実際に使うときょとん確立は80%は超えるような「別嬪」だの「美男子(美男子)」なんてのがダラダラと並んでおる。
で、誰が書いたんだ(表紙には記載されてない)と探したら背表紙にちっちゃく「現代言語セミナー」という文字が。
だったら、役に立つわけねーわな。そもそもこいつら『別れの言葉辞典』なんていう不用の用みたいな本ばっかり作ってきた人たちじゃん。その中でも『失われた言葉辞典』の破壊力は凄まじいものがあって、普通の「死語辞典」っでは絶対にお目にかかれないマダム・エドワルダノ歌詞をやたらとフィーチャーするなんてことをやってた人たちだもん。
ただ、読みモンとしては非常に楽しいもんになってるところは流石だ。たぶんこの実務教育出版のオヤジーな担当者と言うのをだまくらかして好きなもん作ったっていうのが真相なんだと思う。他の本に比べればはじけ方は足りないけど、それはまあ出力コントロールなんだろーな。
あ、誉めてた。