王道

もともとの意味がどっか行っちゃうなんていうのはよくあることでいちいちそれに目くじら立てるのも何だかなーという気がするが、こと「王道」に関してはなんかあまりに無茶苦茶すぎるような気がする。対になってる「覇道」との違いを考えずに(もしくは知らずに)使ってる気がしてならない。そう王道の対義語は覇道であって邪道でも外道でも非道でも工藤でもない。
参考王道・覇道
でもって「王道」は「易姓革命」をともなうので「力道山→馬場→三沢」の王朝交代のすえのノアを「王道マット」と呼ぶのは正しい。しかし、ゲーム「ビヨンド・ザ・ビヨンド」を王道RPGと呼ぶのは明らかに間違ってる。あそこまで人民に徳のなさを糾弾されているものを、ストーリー・モンスター・アイテム等が工夫なく継承されているというだけでは「王道」と呼ぶことは出来ない。
※ゲームがつまんなかったからってこんなこと書いてる僕がどうにかしてるってだけだろうけど。