異名・キャッチフレーズ

スポーツ選手にキャッチフレーズをつけることには異論はない。ただ、今のTV局の名づけの言葉操る能力の低下にはほとほと呆れる。バレーボールにおけるフジと日テレの異名合戦はみっともなかったし、今回のテレ朝の「十七代目の天下統一」とか「イケメン魔術士」」なんていうのは脳味噌にちゃんと栄養が行ってないとしか言いようがない。
長野五輪女子フィギュアでの荒川静香の「無限の可能性を秘めた氷上の舞姫」、スルツカヤの「ロシアの未完成交響曲」などの美しい言葉遣いを期待するのは無理なんだろうか。
このことは「ボキャブラ天国」と「エンタの神様」との落差にも云えていて、信成のキャッチが歴史赤点(ついでに「じうしち」を「じゅうなな」と読んでることで国語も赤点)と同様に「高気圧ガール」なんてもろ理科赤点なネーミングだろう。
こんな人たちが作ってる「日本語番組」ってのも何だかなぁである。
そりゃ↓この手のダメな本も売れるはずだ。

頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書)

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