何だかなー

アビスパJ1昇格。それ自体は「良いこと」なんだろうけど、昨日の試合はあれでいいのか!のてんこ盛り。一番の原因はあらゆる面での「プロ意識の欠如」。
20,841人という人間が金払って、何か期待して足を運んだかということに関して言えば当然「勝って昇格」だったと思う。徳島には「そんな期待俺たちがくだいちゃる」という気概がみえなかったし、レフリーはまるで小学生の試合の笛を吹いているようで自分が「この試合」を作ってる一人という意識が皆無(どこの世界に昇格がかかった試合のホームで判定が偏らないことがあるんだってんだ)だった。
そして何よりアビスパの選手が「博多の男なら気持ちを見せ」られなかったことだ。是が非でも点を奪るというガッツが全く感じられなかった。何だか「引き分けでも昇格決定」に「昇格」だけに囚われていたようなふにゃふにゃなゲームだった。4年間待った熱心な人たちには確かに感慨深いものがあるのだろうが、博多の森に足を運び始めた僕には非常に不満だった。はっきり言って敗れたとはいえ両軍が死力を尽くして完全燃焼した、めんたいシリーズ第5戦の福岡ドームの試合の後の方が爽やかな気持ちになった。
ただ、そんなつまんない試合でも人々の拍手は暖かかった。これはこれで問題だと思う。結局は多くの人たちが「J1昇格」というイベントに足を運んだんであって、「闘い」を観に来たのではないとのこと。だからこそ、チームはそんな人たちに熱いゲームを見せて「サッカーも面白いね。また見に行こう」を思わせないといけなかったんじゃないだろうか。
あーあなんやかんや言うても、北斗が何もやらかしてくれんかったことが一番の不満なんよ。
※そうそうホークスの川粼が博多の森に来ていたらしい。何で発表せんかね。もりあがるとに。
せっかくだから「福岡の若大将対談・川粼VS北斗」とか「大舞台で弱い中心選手対談・松中(カズミ化)&グラウシオ」とかTVQやFBSやってくれないかな。あとは佐々木健介北斗晶VS千代反田&北斗の東・北斗タッグ対談とか。