内弁慶シリーズ再来

にはならない。そもそもホームが絶対有利ならわざわざ2年前のシリーズにあのような名前がつくはずがないのである。そしてたった一回の現象でさもそれが定説のように言うのは浅はかである。逆に虎がマリスタで勝つことも充分考えられるんだし。
だいたいマリーンズがホークスほどDHなしで戦力ダウンがないのと2年前よりタイガースは投手陣が整備されているのである。仮に甲子園でMが一勝しようともそれだけでシリーズは決しない。

ということで第3戦のマリーンズスターター予想

1番 中 大塚
2番 遊 西岡
3番 一 福浦
4番 右 サブロー
5番 補 里崎
6番 二 堀
7番 左 ベニー
8番 三 今江
9番 投 小林宏

普通に考えると西岡・堀なんだろうけど、もう普通のことしそうにないんで。
けっこう8番打者の出塁が勝負を左右しそうなんであえて今江が8番ではないかと

千葉の好条件

◎土のグランドで堀・福浦の腰への負担減。
小林宏之インターリーグ(交流戦)のMVP。またPO2ndSでも負け投手とはいえ完投している。
◎機動力。盗塁に関して赤星の60盗塁が話題になっているがチーム全体では78。一人しか走れないTに対しMは101。
◎今回JFKの驚異的な防御率が話題になっている*1が、防御率ということであればマリーンズがパ・リーグレイオフで戦ってきた投手のうち4人(松坂、西口、杉内、斉藤)がシーズン防御率2点台である。当然虎の先発陣に防御率2点台はいない。※第4戦先発の杉山が2点台でした。ただ規定投球回数いってないんで、まあそんなもんです。
◎岡田監督が去年まではさほど話題にならなかった試合間隔のせいにしている間はマリーンズペース。

虎の好条件

◎甲子園との相性抜群の下柳。例によってアホなメディアは6回なんて悠長なことを言っておるが、今シーズンの藤川は一回限定ではないのである。
パ・リーグフランチャイズに内野が土の球場がない。
◎甲子園の応援。ただ、あれは諸刃であるともいえる。

小林宏之はPO2戦連続ストライク先行のピッチングをしている。しかもけっこう甘い球をレオ・鷹打線ともに見逃していたりするのである。気分を入れ替えて積極的な打撃が出来れば虎に勝機あり。
たーだ配球変えてくんだよなぁ。
△千葉のコーチに下柳を知っている高橋慶彦がいること。
△一試合あたりチーム得点Mが5.5でTが5.0。また失点はMが3.52に対しTが3.65とともに互角。両方がホームランに頼った得点でないこともいっしょ。

ほーらどっちが上だといえないじゃん。
第3戦こそいい試合を。

*1:確かにあれは凄い