イヒャヒャヒャ

ひとまず予習で

夢のチョコレート工場 [DVD]

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そもそも貧乏なガキの話なんだが、天下のワーナーにしては映画自体もちょっぴりしょぼしょぼな感じがする。でもって小ネタが若干スベリ気味。ところが、ウンパルンパのシーンだけは大爆笑。
本編見終わって特典映像を見たら、なんとこれって日本では劇場未公開だっただねー。71年頃の洋画配給界ってのは子供に冷たかったのか、それともケトウ頼みする必要もなかったのか、まあどうでもいいけど。
ちなみにこっち方の原題は『Willy Wonka & the Chocolate Factory 』で、「チャーリー〜』ではなく『ウィリー・ウォンカ〜』となっているのは、いろいろ大人の事情があったんでしょう。今回のバートン・デップ版では原作通りのタイトルに戻した形になってるわけだ。
バートンは「原作に忠実にうんたら」でタイトルを戻したとか言ってるらしいが、だったらデップをウォンカ役に呼ばないわな。
でもってIMDBのプロット紹介が『夢の〜』は「a poor boy」で始まるのに対して、『チャーリー〜』は「a young boy」てになっていて、ひとまず、本国では主人公が貧乏であるかどうかはどうでもいいようである。
その点日本版のトレーラーではいきなり「貧乏でも幸せな家庭」ってことを大プッシュ。いかにもファミリー向けのハートウォーミングな映画ですよ、ってなことを必死にアピールしてるようである。まあその皮は多いに被りまくっているようだが、一度アメリカ版のトレーラーを見てほしいぞ。こりゃ、どう見てもおととい紹介したリチャード・レスターとか『ファントム・オブ・パラダイス』とか『時計仕掛けのオレンジ』とかの臭いがプンプンするぞ。何よりデップの目が完全にあっちに行っちゃってるよー。
アホな小学校の教師が原作のイメージだけで推薦してくんないかなぁ。最終的には「お感動な家族は大切です話」なんだろうけど、その過程が案の定、嶋村ジョウ、あのお二人。
早くみてー。

追記

えーっと僕は当然ヴァイオレットちゃん派です。