と[モノ]不似合い

電車で若い女性の隣りの席に座るのは苦手だ。
で、昨日はたまたま空いてた席があったので座ると、隣は女性でけっこう美人、というかかなり美人。
彼女は携帯をずっといじっていた。僕は隣りで例によって本を読んでいた。で、吉塚を過ぎたあたりで彼女はバッグから何かを取り出し、唇に当てた。なるべく見ないようにしようとは思ったのだが、口元に一瞬釘付けになった。
化粧品なのかと思った、それはなんと禁煙パイポだった。彼女は博多駅の到着寸前までそれを齧ったままだった。
美人にパイポは似合わない。