公開の基準

町山師父の日記での「ホテル・ルワンダ」の日本公開について
ドン・チードルが主演男優賞でアカデミー賞にもノミネートされた、「ルワンダの虐殺」を描いた映画の日本公開のめどが立ってないというか、今のままでは「無い」ということらしい。
アカデミーも権威ないなあー。デラジーはというと。
燦然とラジー賞http://razzies.com/asp/directory/XcDirectory.aspに輝いた、涙のケッ作『アルマゲドン』の収支は

Total US Gross $201,578,182
Production Budget $140,000,000
Prints and Advertising Budget $25,000,000
Worldwide Gross $554,600,000

である。本国では苦戦している。でも日本では大ヒットした。
その意味で日本の劇場関係者の見る目はあるんだろう。
つまり、日本の観客は頭でものは考えきらんといわれているわけだ。なめられたもんだが、なっちをいまだに字幕の女王と奉っている国だからなあ。
いや、もしかして時節柄「虐殺」てのがダメなのか。「事件」って言い換えても・・・ダメでしょうね。