岡部さんは何を思って

昨日ふらっとよったスーパーで古書市とは名ばかりの古本やる気なし売り。
高い!ブクオフで百円な単行本がことごとく300円。
だが、しかしそれでも数冊買ってしまう。

『窓からローマが見える』池田満寿夫・角川文庫・初版(笑)

はいはいあびるママはしっかり表紙でケツ出してます。でもって「岡部」ってな蔵書印が押してあって、岡部さんは何ゆえこれを買って蔵書印を押し、その後古本屋に叩き売ったのかを考えただけで100円の価値はあるやろう。絶対読むことないだろうけど。

フルシチョフ秘密報告「スターリン批判」』講談社学術文庫

帯の「独裁者の偶像を叩き壊し世界を変えた衝撃の報告。現代ソ連と国際関係を知るための必読資料」が笑える。いやあ今となってはである。
「ロシア語版からの本邦初訳、決定版」ていうのもなんだかなぁ。初めてなのに決定版っていわれてもねー。まあ1977年なんで、マッさかソ連が亡くなっちゃうなんて夢にも思わない頃だろうし、他の翻訳版が出ないとはかぎらないからねー。

間違いだらけの時代劇 (河出文庫)

間違いだらけの時代劇 (河出文庫)

これだけは読もうと思った。
だって目次に「でたらめの見本市」とか「よくもまあ!間違いだらけ」なんて並んでるんだもん。