『探偵物語』

名探偵コナン』の作者がTVドラマの金字塔の一つである『探偵物語』を愛しているのは分る。

コミックス18巻のカバーのイラストの懲り方も尋常じゃない。

→の写真の構図で服は定番*1の↑赤シャツ。
ただ、青山先生のオススメが『サーフ・シティ・ブルース』っていうので、彼のこの作品へのスタンスが分ってしまう。優作が好き勝手にやったドラマ(映画)としての『探偵物語』を好きなぼくらとは違って、あくまで「探偵」もの−日本のハードボイルド(優作自信はハートボイルドという言葉を使ってこの作品を表している))のある種の到達点としてのこの作品を愛している。だから中盤以降のアドリブ連発のものでなく、「長いお別れになりそうですな」なというそのものずばりな台詞を吐く優作が最も探偵らしいこの回がすきなんだろう。僕としてはその「らしさ」がちょっともどかしかったりする。
ちなみに「サーフ・シティ・ブルース」は監督が村川透トンカク、共演が中島ゆたかで『殺人遊戯』といっしょ。ついでに本はマチコ先生。
で、青山先生にお願い。こういうのダメですか

*1:といってもネクタイやシャツは毎回変っているのだが、一番出回っている衣装がこれという意味で。