午前3時のオプ 詞:小沢健二


午前3時の熱く焼けたアスファルトから
曲がり角まで逃げる頃は ほら崩れ出す
笑え笑え笑い飛ばせ 僕たちの目は見えすぎて
ずっと宗教のようにからまるから
いつでも僕の舌は空回りして
言わなくていい事ばかりが ほら溢れ出す
つけぼくろで微笑む君 クリスマスイブの出来事
蹴っ飛ばすためのブーツ履いて話そう
雨の中大声で笑う いつまでも不思議だと思う
赤い血で染められた ラストシーンみたいに さあ
背中から狙い撃つ 片目にライトだけ眩しい
雨の中大声で笑う いつまでも不思議だと思う
耳をいつもすませて 17歳の僕がいた
花束をかきむしる 世界は僕のものなのに!
猛スピードで逃げる 焼けたアスファルトから
軽蔑と憧れをごらん ほら溢れ出す
回る回る回り続ける 僕たちの目は見えすぎて
きっといつまでも死を告げることだろう
雨の中大声で笑う 僕たちは不思議だと思う
掌の傷いつか消える 僕たちは膝ついて祈る
誰も聞かない声で叫ぶ 僕たちは偶然に気づく

悪いが関場*1、僕の答えはこうだ。これで足りないなら「幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする」*2でも「白い心」でも「SAD SONG」でも連ねようか。
それとも岡崎京子吉田秋生でもいい。
なんならエアリス・ゲインズブール*3の言葉を引用してもいいが。
確かにお前のいう「文学」−偉そうでコーマンチキな文学は動脈硬化に侵され、その老体の命脈は尽きそうかもしれない。
大文字の価値観が消滅した後には、そんなもんの役割はとっくに終わったのだ。
しかし、文学の魂はお前の「啓蒙」などという不純で腐臭漂うような「運動」ではなく、個々の「活動」の中にしっかり脈打っているのである。そのことが解らない…に決まってるね。頭わるいから。
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なーちって、頭のこじれたヤツを肴に自分の好きな歌詞、それも手元にあったのを並べてみただけでーす。

*1:http://www5a.biglobe.ne.jp/~rjltof/

*2:今なら逆に『やがて笛が鳴り、僕らの青春は終わる (角川文庫 緑 478-3)』なんかも良いかも

*3:ホントはゲーンズブルという表記の方にしたいし、してきたけど変な意地張るのに疲れた。ちなみに一般にはシャルロット・ゲンズブールみたいね。