順番

僕はけっこう飯屋で順番飛ばされがちである。
今は無き天神ふきや*1ではマイフェイバリットが「豚玉」などという人気メニューであったため、よくぶっ飛ばされた。
まあ、あそこは焼いてるのを見るのが好きだったし、たいがいは買ったばかりの本を持ってたんでそう腹は立たなかった。しかし、流石に10人飛ばされた時は「灰皿」を頼む前にタバコを吸い始めてた。
見かねた焼き場の人が給仕係りのオバサンに渡さずにすまなそうにも直接持ってきてくれたときには、やっぱ灰皿も頼んだ方がいいと思った。(いや、多分あのおばさんたち僕じゃないとこに持っていただろうけど)
最悪な思い出は「ココ一番屋」でカツカレーを頼んだ時、その時僕は足を骨折*2していてけっこう頑張ってその店に来た。
けっこう混んでいたので一番早そうな「カツカレー」にした。カツも見えてたし。それが、5分待っても来ないときに僕は思った。
この店には二度と行かない。
そして、出て行った。
しかし、その後他の系列店ではそんな思いはしてないので「ココイチ」は嫌いになってない。

あ、も一つ思い出した。あれはもうつぶれた香椎の居酒屋。最初に注文した物がなかなか来ないで、後に注文したもんが先に来る。何度か催促すると「今つくっとる」などとぬかし続ける。別にそんなに客がいっぱいで調理場がテンテコしてるようにも見えないのにだ。
結局こういう店に長く居てもと思い、とっとと出ることにする。
金払う時、向こうは頭も性根を多少腐っているのは分っていたから、伝票を渡す時「これとこれきてませんので」というと、何の悪気もなしに
「じゃあ、引いときます」
 カチン!これには一緒に飲んでた一人が切れた。
「何!なんかこっちが悪いンか」
「いえ、そういう意味じゃ」
「食べたいけん頼んだとに持ってこんかったんはそっちやろ。何回も催促しと るのに持ってこんかったんはそっちの都合やろ」
「はい」
「すみませんという言葉、親にも学校にも教わらんかったっか」
「すみません」
その後は話すだけ無駄という気がしてちゃんと勘定を払い*3、別の店で飲みなおした。
あんな店潰れて当然だ。

*1:香椎店はいろんな意味でファンです

*2:今、何で骨折したかを思い出したらメチャクチャ腹立ってきた

*3:なんかご迷惑をかけたのでその分サービスさせていただきます。とかいってたが飲み食い分はちゃんと払った。サービスという言葉の最もダメな使用法だった。