QJで漠縛爆

こんな時だけすっと本が見つかる。
そうみるくの綾子さんのことが載ったQJ*1
「疑問」はあるが、全く不思議ではない極めて必然的な自殺だったんだ。この記事のことは頭の中からきれいさっぱりなくなっていた。忘れていた方が良かった。本文中にこのことを思い出すきっかけ(10・17付けの日記で出した雑誌)のことが引用されていたことが僕の思いをさらに厭なものにした。
そのまま『消えた漫画家/2』『自殺直前日記』『ねこじる』なんてもんを続けて目を通さなければいけない気分に。

僕にも志半ばで夭逝した人間に魅かれる部分はある。
http://www.tobunken.com/idea/idea.html*2
ただ、作品から死の予感を過剰に嗅ぎ取ることはやめるように心がけている。
例えば『地下世界のダンディ』このアルバムは明らかに再起を望んでいたことを示している(空回ってはいるが)のである。確かにタイトルチューンには「破滅に向かって」などとあって意味づけしたくなる気持ちも分らないではないが、全体としてはパンクムーブメントに乗り遅れまいとするマークの気合が伝わってくる物なのだ。地下世界のダンディ(紙ジャケット仕様)

あえてレンドルミンを飲まずにベッドに。ぐっすり眠ることよりその後起きれることを選択する。

*1:後編が所収されている号は庵野が表紙。一瞬読むのや止めよかと思った。エヴァのこと好きでも嫌いでもなかったがセーラー服パブで話が盛り上がるんでこの号とか『SVエヴァ特集号』なんてもんで予習して通っていた浅ましい(それ自体は今もそうだが)自分を思い返すからだ。ホントやめとけばよかった。

*2:尾崎は同い年だし、あまりにも聴いてる音楽に差があったので特に思い入れはない。ただし、『尾崎トリビュート』は一部を除いて(はっきりいって蝗いらねー)なんか良かったとは思うが、宮沢賢治は顔がダメ