ファックユー

名著『東京トンガリキッズ』のなかで「世界が終わる日、僕たちは……」と並ぶ美しさを備えた一篇「TVの国からファック・ユー」
これを『愛をください』と続けて読む時、僕の胸は張り裂けそうになる。
そして結びの言葉
これが私のパンクだ

 ハイ、ではみなさん、ハイ、御一緒に―
 テムポ正しく、握手をしませう。
と同じくらい僕を悲しみのの世界に導く
やはり、現実のテレビに彼女の姿はない。
そこにあるのは「プリティ・ヴェイカント」?
いや、80年代中森明菜はまごうことないPUNKだった!
いまだってどこかでもしかしたら…*1
なんて思いながらブラウン管*2をながめている。

*1:W特にあいぼんはある意味パンクかも

*2:この表現もいつまで持つやら。僕んちだって寝室にはちっちゃい液晶があるし