ボーイ・ミーツ・ガールズ
大槻 (前略)例えば、今のモー娘。とかAKB48なんかを見て「あの子たちも大変ねえ」なんて思ったりするんですか?
新田 そうですねー。じっくり話す機会がもしあったら「お姉さんになんでも訊いてごらん!」って思いますよ!
(略)
新田 老婆心としてはやっぱり心配しちゃうんですよ。
大槻 老婆心だなんてそんな!(笑)
新田 絶対全員生き残れないですから。48人もいたら。
「お姉さん」と「老婆」との狭間でいきかう元トップアイドルの乙女心。
ま、それよか田村英理子のカネボウ朝シャンCM。まあ彼女自体も苦労に苦労を重ねて『ドラゴソボール』(心無いデマが飛び交っていたが)のプロモーションで近いうちに「英語でしゃべらナイト」に出てくんに違いないがそれはそれでめでたい。問題は最後の方にちょこっと出てくる富川春美である。
『夕ニャン』終了後、このCMの次にお目にかかったのはOMMGあたりのチラシとNHK教育のマリンスポーツ番組だけだった。
ホント見事に生き残れなかったね、お富さん。
おニャン子で一番美人だったのに!とかいうと、渡辺典子のときの繰り返しになるんでやめとく。
その当時「好きなおニャン子は」って問には「渡辺満里奈と富川春美」って答えた。で、そのころ安全ピンをジャラジャラくっつけてjamだのdamnedだののバッチをつけたジャケットを着てたんだけど。それに満里奈の顔*1と「はるみちゃん」という文字バッジもつけてた。
んだから、僕がPerfumeの三人をおニャン子で例えると「渡辺満里奈、国生さゆり、富川春美」って言うのは案外愛情込めて言ってるのである。
で、なんでその二人が好きだったかというと、その当時好きだった女の子の名前が「はるみ」で、その子の高校の卒業アルバムの写真が満里奈に似ていたから、ってのはさっき考えたウソだけど、実際思い出せないから仕方ない。
中也とレイン
「リンク元」に「満里奈 別離」ってのがあって、それを辿ると
http://www.netlaputa.ne.jp/~onyanko/yu-nyan/870831.htm
もう読みながら号泣。
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*1:確かこの前家のどっかで見たはず
ガール・ミーツ・ロック
萩尾望都、竹宮惠子に「少年愛」を教えた増山のりえともう一人のやおい・BLのゴッドマザーといえば、明日深夜放送のhttp://www.nhk.or.jp/nettyu/2008/queen/0911/index.htmlクイーンナイトに登場される東郷かおるこ元「ミュージック・ライフ」編集長じゃないのかな。
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第1回のコミック・マーケットが東京・虎ノ門消防会館会議室で開催されたのは、1975年12月21日。サークル数32。一般参加者推定約700人、という小規模のものだった。この頃の少女漫画系漫画研究会「QUEEN」の機関誌などを見ても、はっきりした男性同性愛描写は見られないものの、非常に耽美的な文脈で描かれた男性の裸体が多く見受けられる。
この頃は、ハードロック(レッド・ツェッペリン、レインボーなど)やグラムロック(デビッド・ボウイ)他の洋楽ミュージシャン、『キャプテン・ハーロック』などの漫画を元に「パロディ漫画」が製作されていた。
「男性のための<試験に出る>やおい講座第1回70年代編
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たぶんそんな彼女たちの少女漫画誌以外の愛読誌が「ミュージック・ライフ」や「ROCK SHOW」だったのは間違いない。
一つ前の編集長水上はるこさんの趣向がオールマン、ドュービー、イーグルスなんてアメリカン・ロックだった*1ことを考えると、後のジャパン大プッシュなんてのもこの方のおかげだと思う。チープ・トリックは…。
ミュージック・ライフ: ROCK&POP PARK
http://www.kjps.net/user/mo853d3/
※ちなみに上掲の文章のいっこ前が「スミスが獲得したリアリティをエヴァが獲得出来なかった理由」だというのも何かの縁。
もともと音楽誌『ロッキング・オン』に投稿するつもりだったものが、岡田斗司夫氏の目にとまり、エログラビア誌『デラべっぴん』のエヴァンゲリオン特集号に掲載されたものだ
渋谷陽一が「ロッキング・オン」が立ち上げた理由の一つが「打倒ミュージック・ライフ」だったはず。
*1: