KILLING ORDERS

やたらと先週末TVでMJの「スリラー」が流れててた。
でも、監督のジョン・ランディスに触れてたのはあんまり無かった(と思う)。
ランディスの代表作といえば『ブルース・ブラザース』である。
で、その舞台はシカゴである。


というこって、女探偵ものでも読もうかと江口寿史のカバーだからと買っておった

センチメンタル・シカゴ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

センチメンタル・シカゴ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

を引っ張り出す。邦題にシカゴってついてるし、修道院がらみというのも『BB』といっしょ。まぁ、V.I.は光を見たりをしないだろうけど。
そういえば、V.I.ってポーランドアイルランド・イタリアの血が混じってるんだけど、それって『グラン・トリノ』に出てきたブルーカラー白人やん(ついでにいうとランディも東欧系やった)。ま、関係ないけど。


んで、『女探偵で読む!ミステリ読本』で訳者の山本やよい

初めて原文を渡されたとき、こんな強烈な、個性の強い女、今の日本で通用するかなと心配していたんですが、みなさん待ってましたと喜んでくれて、すんなり受け入れてくれた。

と言ってるとともに

タイトルもヒットした要因のひとつかも。カタカナ単語ふたつのタイトルってそれまであまり見かけなかったし、シンプルでかっこいいですよね。

とも言ってる。原題と全然違うタイトルつけ続けたってーのは完全に「すんなり」じゃなかったと思うけどな。