石森と平井な日々
ゴットはGODでなくともいいんだと思う。
昨日リンクした大友さゆりちゃんの日記「ゴッドタン」を「ゴットタン」と書いていたんだけど、ラグビーが"ラクビー"で"バドミントン"は"バトミントン"、うどんは"うろん"と発音しがちな地域に育ったので、耳で聞けばおそらく何の違和感も感じないはず、である。
だもんだから、僕の周りの子供たちはマントルゴッドも"マントルゴット"と読んでいたし、「仮面ライダー?]のGODも"ゴット"と読んでいた。
なんてことを考えたのち、先日から読んでいた「リュウ三部作」の『リュウの道』に自称「ゴット」という人物が登場したもんだから、妙におかしかった。
*1
- 作者: 石ノ森章太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1970/10
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (1件) を見る
ちなみに池上『スパイダーマン』が同時期(69〜71)の作品である。
- 作者: 平井和正,池上遼一
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2004/07/23
- メディア: コミック
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
石森迷いの時期?
で、そんな二人が再び手を組んだのが『新幻魔大戦』。犬神がからんできて『ウルフガイ』シリーズと交錯したりと意欲はあったんだろうけど、なんだか中途半端な印象。
なんだか石森先生の画にも試行錯誤が見える。
忍者が登場するから、もろ白土三平や小池一夫ってのはともかく
楳図かずおや
古賀新一ってのは
如何なもんだろうという気になった。
掲載誌が「SFマガジン」というのと、平井先生の原作が「小説形式」ってのもあるんだろうけど、あの字の多さにもちょっと閉口。
そんでもってお二人は別々の「幻魔大戦」を生み出していくわけで
4巻があるのをしらなかった。
- 作者: 石森章太郎
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1981/05
- メディア: ?
- この商品を含むブログ (1件) を見る
でも、「1st幻魔」だってそんな感じだったんで、
そんなもん(打ち切り)とばかりと勝手に納得してたんだもん。
4巻よみたいんだけど、なんかネットで買うと上の5冊合わせて買った値段より高くなるのがシャクなんでひとまず見送り。
今から読む本
昨日の夕飯前に寄ったブックオフに
- 作者: 日経キャラクターズ
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2004/07/24
- メディア: 雑誌
- 購入: 5人 クリック: 22回
- この商品を含むブログ (127件) を見る
その中で
- 作者: 平井和正
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 1976/09
- メディア: 文庫
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
実はここ数日この作品が妙に気になってたので、上の大友さゆりも併せて、ミョーな運命じみたもん(とるにたらんもんではあるが)を感じている。
それにしてもこれの永井豪ジャケって以前はしょっちゅう見てたんで「いつか買おう」くらいに思ってたんだけど、ちかごろあんまり見てないよなぁ。ネットで(以下略)