Cats are in the rye

http://d.hatena.ne.jp/ykurihara/20080913#1221277953

を読んで、たしか『赤頭巾ちゃん気をつけて』持ってたよなぁと思ってたんだけど、めんどくさいんで探さないでいたら、昨日棚が歪んだんで本の入れ替えをしてたら出てきた。
で、その帯の表

女の子にもマケズ、ゲバルトにもマケズ、男の子いかに生くべきか。さまよえる現代の若者を爽やかに描く新しい文学の登場!

はよーく覚えていたけど、裏の

若さは一つの困惑なのだ     三島由紀夫
庄司薫氏の「赤頭巾ちゃん気をつけて」は、才能あふれた作品で、深沢七郎氏の名作「東京のプリンスたち」を思わせる。(後略)

はちっとも覚えてなかった。
庄司薫深沢七郎といえば『ぼくが猫語を話せるわけ』に会話が載っていたはず。


猫といえば

キティちゃんや(「トムとジェリー」の)ジェリーとかの猫のキャラクターグッズが好きなんだけど、本物の猫も大好き

ってのは『米国音楽』vol.5の「暴力温泉芸者・中原くんのカワイイものについての事柄」での中原昌也(芥川賞候補作家)の文章。この号にはエドウィン・コリンズのインタビューとディスコグラフィが載ってて、それによればオレンジ・ジュースのセカンドのラベルには「HOLDEN CAULFIELD UNIVERSAL」って書いてあったそうである。
ちなみにOJは猫も好きだったみたいで

なんてジャケのCDも出してる。