プロマイド

超B級アイドル解体新書 (宝島Collection)

で、トップバッターを飾ってるのは岡崎友紀。彼女のアイドルとしての凄さを説明するのに

七十年から、３年連続でブロマイドの売り上げ１位、70年から71年にかけての年末年始特番に46本出演という偉業をなしとげている

といった風にブロマイドの売り上げが用いられている。Wikipediaの【ブロマイド】でも

戦後から昭和の末期までは、プロマイドの売上実績がすなわちアイドルの人気のバロメータになっていた。毎月集計した「男性歌手」、「女性歌手」、「男性俳優」、「女性俳優（女優）」の各部門別・売上実績（順位）を公表していた。

ということが書いてあるんで、｢昭和のアイドル｣を語るのにブロマイド(プロマイド)は欠かせないアイテムであることは間違いないようだ。
で、自分のことを振り返るに正式な｢マルベル堂のプロマイド｣を買った覚えがないような気がする。僕が近所の駄菓子屋で買うていたんはオフィシャルなもんだったかどうか非常に怪しい。
で、アイドルの人気の指標であるこのブロマイドってのが日本全国津々浦々まで購入可能だったのだろうか、って疑問が起こる。まあ通信販売って手もあるんだろうけど、どうなんだろう。

あと、現在のアイドルの人気指標で｢ブロマイド売り上げ｣にあたるもんってなんだろう。価格がいくらかってことに関わってくると思うんだけど、シングルレコードより安価に買えるってことが重要な要素だと思うんで、無料ではないがそれほど高価でもない、しかもオフィシャルな商品って何っていうことなのかな。