ＯＨ！ＧＡＬ！

GAL GAL GAL GARRRRRRRRRRR。
あ、そうじゃなくて中野で買ってきた『映画宝庫』80年夏号特集｢集まれ!フレッシュギャル　スクリーンの中の美少女たち｣のことだった。町山智浩師父が｢映画秘宝｣を創刊する際に名前をちょっぴり拝借したことでも有名なあの雑誌である。

モンスターパニック―超空想生物大百科 (Million mook―新映画宝庫)

の方ではない、念のため。
当然80年なんで沢田研二のヒット曲｢ＯＨ！ギャル｣の影響でつけられた特集タイトルで、多々良中学出身(チューリップの財津和夫の後輩)のアイドル黒木真由美が在籍していた３人組アイドルのことなどこの雑誌関係の人間にはほとんど影響なかったんだろうなぁとか思いながらページをめくる。

でもって、この号でも｢ギャルズ・ムーヴィー大集合｣や石上三登志先生の｢映画について私が知っているロクでもない事柄｣なんかは映画宝島〜初期秘宝にすげー影響を与えてるのが分かる。

ケンシット

｢ギャルズ・ムーヴィー大集合｣の何が良いかっていうと女優でなく役柄にスポットをあててあるんで役名(女優名)ってな表記になってるとこ。
その栄えある(のか)トップバッターがメーテルリンク原作の『青い鳥』。
映画 青い鳥 - allcinema

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そんでもって当然スポットは主演のリズではなく、パッツィ・ケンシットちゃん。
はい

セクシー・ダイナマイト猛爆撃 (映画秘宝コレクション)

｢独断と偏見のみで勝手に選ぶスター屑バビロン・女の都怒涛の洋画篇｣で品川四郎さんが眼もとぱっちりデコピン女優と紹介しているパッツィ・ケンジットのことね。当時はこう表記してたんだね、よくあることだけど。

クロス・マイ・ハート

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12人の〜

｢ロクでもない事柄｣で

十二人の怒れる男 [DVD]

とその元となった

1945年9月20日放送のＴＶ番組｢スタジオワン｣のために、レジナルド・ローズが書いたもの

とのキャスティング比較がしてある。
だったら『12人の優しい日本人』の舞台版と映画版の比較してみようかと思ったけど、まあそれなら、12人の優しい日本人 - Wikipediaをリンクすればいいかなっと。