何でこの本は"ですます調"なんでしょう?

ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性 (ちくま新書)

ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性 (ちくま新書)

荻上式BLOG荻上チキさんの

ウェブという「怪物」の可能性を見据えた、現代の「教養」書*1

です。ホントは旅行前に買って移動の際に読んじゃおうと思ってたのが、やっと手に入れたのが帰りも帰りの東京駅でした。その後飛行場でビールとウーロンハイ飲んだら飛行機・電車の中は眠たくなったんで、結局読まずに帰宅ということになってしまい、自分向けの東京土産みたいになってしまいました。だから、パラパラめくっては見たけれど、とても読んだとはいえないわけです。


と、ここまで"ですます"で書いてみたのはこの本がそうだからなんだけど、いや、まじで読み始めた時ちょっと化かし違和感があった。
確かにこれが講演やTVの教養番組、インタビューや対談本だったら丁寧語を使うのは当然とうか普通なんだし―例えば網野善彦の本はそうなってるし、この本でも触れられてる有名なこれ↓もそう

なんだけど。ちなみにちくま新書「教養書」(ある意味「入門書」なのかな)の編集方針というなら

哲学思考トレーニング (ちくま新書 (545))

哲学思考トレーニング (ちくま新書 (545))

もそうなってよさそうなんだけど。
なんだか岩波ジュニアみたい、とか思ったりして。
てこって今からゆっくり読むことにしましょう。

*1:カバーより