散歩がてらに

初出ラインナップに・・・

保坂議員が集英社から出した本
保坂展人のどこどこ日記
『月刊明星』の連載を中心にまとめられた本なんで、その他の近刊案内が近藤真彦石川秀美、あみんのアイドル本。読者がどれだけダブってんだか。
さらに初出一覧がシブくて『月刊明星』『週刊セブンティーン』に並んで『労働情報』やら『新地平』やら『社会新報』やら。

もっと古い本かと

当世・商売往来 (岩波新書)

当世・商売往来 (岩波新書)

様々な新しい職業についてのお話。シャレがわかんない人が読むと怒るかも、なとこがおかしい。でも時代を感じさせる部分がいくつかあって、「やくざ」の項では「暴対法」の際に神戸山口組による提訴なんてことがある前なんだよなぁなどと思う。でもって一番今と違う点は「ダフ屋」における

ロッテ・南海戦(選ばれた人々のみが見る職業野球の対戦カード)が行われている野球場の近くを、どんなに汗水たらして歩きまわっても、彼らに会うことはできない。

今や百道の場合、道を隔てた歩道橋にはすでにいる―地下鉄唐人町から歩いてきた場合ねーし、おそらく幕張だっているに違いない。そもそも

公式ルートを通じて発売された入場券が、すべて売切れになっている場合にしか、ダフ屋の商売は成立しない

って思ってること自体が大間違い。そうじゃなくても、ドームの近くでも博多の森の近くでも、それどころかガラガラの博多スターレーンの周りにも彼らはいる。