ぼくは、どろろの性格が好きなのです。
"なぜ、タイトルを『百鬼丸』にしないか"という手紙をたくさんもらった、手塚先生の答え。
- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 1974/09/01
- メディア: コミック
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ウェイン あのさ、なんで手塚治虫が『どろろ』描いたか知ってる?長男の手塚眞が書いてるけど、当時小学生だった彼は父親のマンガに全然興味がなくて、水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』に夢中だったんだって
ガース あぁ、それで息子の気を引くためにグログロ妖怪退治マンガ『どろろ』を描いたわけね。ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判 3 (映画秘宝COLLECTION 37)
- 作者: 町山智浩,柳下毅一郎
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2007/02/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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てな『どろろ』のサンデーコミックス版4巻セットを購入。
一気に読む。
のっけのカタカナの連発にこれ時代劇の体裁をとってるけど、描いてるのは当時の現実なのだ、と唾を飲み込む。
雑誌掲載時にはどっちも"存在していた"「ベルリンの壁」も「38度線」のかたっぽだけが崩壊したんだよなぁ。
後、水木しげるや白土三平だけでなく、『妖怪人間ベム』も同テーマだよな、とか。
改めてガース先生の『どそそ』呪詛も。