オウムの悪夢はまだ続く
それにしても4月19日(木)チョ・スンヒはアルカイダだ!?: 島田裕巳の「経堂日記」ったらちっとも注目されてないね。ブックマークしてるの、僕のほかは後は見えない人一人だけ。
チョ・スンヒの場合には、コロンバイン高校のことにふれているが、9.11のことだって当然強く記憶されているだろう。大規模なテロが起これば、テレビなどのメディアでは、そのことばかりが集中的に取り上げられる。オウムの場合も同じだった。そうしたテロ情報の洪水に接することで、同じようなことをすれば、世界に衝撃を与えられるという感覚が生まれ、それが犯人に影響するのではないか。
とせっかく「オウム」の話題をふってるのに。
で、思い出されるのが『サブカルチャー世界遺産 (SPA!BOOKS)』の町山師父のインタビュー
『いまどきの神サマ』って本で、オウムに3ヶ月近く潜入させたのに何も起こらなかったんですよ。宗教学者の島田裕巳先生は、その潜入をもとに「オウムは危険でない」と論じたので、結果的には悪いことをしました。潜入したのは、宗教学を研究したつわものの潜入マニアで、原理研自慢の洗脳合宿で全く洗脳されなかった男なんですよ。
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信者たちは、オウム真理教の活動に参加している時だけ、終末を身近に感じることが出来る。しかし、ひとたび日常に戻れば、終末への危機感は遠のいていく。もし、かれらが本気で終末の近いことを信じているなら、もっと過激な手段に出たことであろう。
のちのち袋叩きに会うこのような見解も、あっさり"日常に戻れ"る吉峻をサンプルにしてることを加味すると違った印象うけるでしょうけど、まあそんなこたぁ多くの人は知らんわな。
でもって島田先生たら
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「オウム真理教のシンパとして、麻原彰晃を擁護する者として、マスメディアから断罪される島田裕巳という「問題」に封建主義者・呉智英が挑む」
だもんね。はっきり「シンパ」扱い。
話は変わるけどこの本で「すべては『ノストラダムスの大予言』から始まった」なんて書いてころの宮崎哲っちゃんはどこに行っちゃったんだろうね。
まあ、それはともかく島田先生の日記の
それにとどまらず、圧倒的なテロ情報にさらされ、それによって閉塞感を打破しようと思ってしまった人間をアルカイダと呼んでも、間違ってはいない気がする。
ってのはねぇ。「アルカイダ」には固有の意味があるでしょ。独立した(孤立した?)突発的な事件とネットワークを持ってるといっしょくたにする意味がわかんね。