オ|シオかオシ|オか
日本語のリズム―四拍子文化論 (1977年) (講談社現代新書)
- 作者: 別宮貞徳
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1977/10
- メディア: 新書
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ちらっと読んだところ、肝腎な部分はよく解らなかったんだけど、違う部分で妙にツボにハマって大笑いした。いや、大笑いするための本じゃないんなのは分かっているはずなんだけど。
知人に小塩という苗字の人が。たまたまその人のことが話題になったときに、話している相手が「オシオさんって、どう書くんですが、押すにシッポの尾ですか」ときいた。たしかにオシオと耳で聞いて漢字を当てれば、すでに知っている人は別として、十人が十人「押尾」とするだろう。それがわれわれの感覚である。つまり、「小塩」は|オシ|オ|と発音される。
そうか「お塩先生」という表記はワープロによる変換が表記をリードする時代の象徴なんだなぁ。確かにこれも「オシ|オ|セン|セイ|」って発音してるからね。
*1:試験前のコピー入手みたいな、違う?