千明とウィノナ

ひめを落胆させたクリチーCM
あらら実は書こうと思って《栗山千明の言動を信じてはならない》ってな話を書かなかったためだと反省している。それさせ書いておけばひめを落胆させることはなかったのに(笑)、とかなんとか。
つーか、栗山千明が、いつもいつも血アギ様ではないのは当然として、もともと中身は希薄で作品・監督・現場の雰囲気でがらっと変わる人なんだということなのよ。映画に関して云っても『呪怨』と『BR』、『女王蜂』と『死国』でも見比べてみれば全然違う。だからこそ映画女優としの彼女とCMタレント(天賦の才勝負)での彼女のギャップも説明がつくのである。
で、どーも彼女の発言も軽いのだ。今回の「バレエ経験」に限らず、「ファンでした」や「以前から好きでした」ってのには、本気かよ!ってなもんも散見できる。
以前、ウィノナ・ライダーが『エイリアン4 [DVD]』に出演時に、フェイバリットムービーだと発言したり、『ナイト・オン・ザ・プラネット [DVD]』でジーナ・ローランズに最大の賛辞と憧憬を示したとき「本気かいな」と思ったが、どーも彼女はマジだったようである。で、今の彼女がどうなっっちゃったかは皆さんのご存知の通り。
だから、栗山千明にはウィノナになってもらいたくないんで、発言は従前通りの"アイドルな軽さ"を持っておいてほしい。
それに今、しょこたんやあかりん、磯山さやかなんか見ているとアイドルのマジ度が上がってるような気がするので、是非是非栗山千明の「山口百恵の好きなカクテルはスクリュードライバー」なんてテイストな「好き」は貴重かも。案外第二の佐藤藍子かもしれないじゃないか、それはそれでいいし。