ちょと気になる文二つ

[ことば]武道ブーム?

著者は、日本では空前の武道ブームのかたわら、海外とくにフランスではますます柔道がさかんになっているのは何故かという素朴な疑問から始まって(略)
「私の読書日記」鹿島茂武道を生きる 日本の〈現代〉 17

ちなみに競技人口でフランスが日本を上回っているのは本当だとしても。でも、「武道ブーム」なの?格闘技ブーム、もっといえば格闘エンタブームだと思うんだけどね。これは書評の鹿島茂が言ってるのか、著者が言ってるかは解らないけど、何だか漫才ブーム(B&Bやツービートの時の)の時に『笑点』で円楽師が"園芸ブーム"と表現したのを思い出した。
そもそもこの本大道塾の宣伝本でしょ。
http://www.daidojuku.com/f.html
ちなみにこの本の著者の松原隆一郎は柔道経験者。でも

日本において学校や企業だけではなく武道場での「社交」が江戸から現代に至る日本の近代化を推し進めた原動力だったととらえ

ってのはなんとなく納得してしまうなぁ。

[ことば]名前の由来

村上春樹が次のノーベル賞ってな記事で

89年の韓国を皮切りに、約30カ国、本家(?)ノルウェーでも出てるし、ロシアや台湾には「ノルウェーの森」というカフェや喫茶店があるとか

それって単純にビートルズの曲名からとってるってことじゃないよね。もしかして本当に「ノルウェー製の木製家具」が売りの店だとか。