落涙・・・
たぶん、ナンシー関が健在ならば・・・いろんな場面でそう思うことがある。
例えば彼女の連載が続いていれば「噂の真相」の休刊はもっと悲しい出来事だったに違いない。今般の「ライブドア」騒動に関しても何か足んないとしたらそれはナンシー関だ。
でもって何の気なしに
- アーティスト: パープル・シャドウズ
- 出版社/メーカー: テイチクエンタテインメント
- 発売日: 1999/02/24
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 作者: ナンシー関,リリー・フランキー
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/12/01
- メディア: 単行本
- クリック: 12回
- この商品を含むブログ (39件) を見る
リリー (略)10年後は50歳だから、やっぱり歳相応の名前に変えないダメなのかな。
ナンシー 私は、ナンシー席で10年後も消しゴム彫ってるのかな。ま、間違いなく彫ってるんだろうな。
*1
に思わず泪きそうになるが、その本でのリリーさんの
「みんな結構混同してるけど、泣いた=感動してる、じゃない。『タイタニック』で涙こぼれたけど感動してないもん。ただ自分の好きな着地点見つけただけなんですよ。
を思い出し、ぐっと堪える。ナンシーさんなら土間に行くとこかもしれないが。
でもって
やっぱ泣けます、って言うのは宣伝文句として有効ってことかな。(略)
そうなったら絶対泣きたくねぇって思うのが感受性ってもんだけど。そう言うと「ひねくれてる」って言うやつ。単調すぎるよ。
おーい、そこの一生に三冊しか本読まないくせに『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』に泣いたとか言ってるの。ここ試験に出すからな。
それにしてもこの本の↑はてなのユーザーレビューがほとんどそんな感動したがりな文盲どもってのも・・・思わず手を叩いて笑いそうにな・・・それはナンシーさんから「けっこうハナにつく」って言われるって。
*1:P217 「年末恒例、行く年来る年。でも、気になるのは私の歳」初出「CREA」2002・1月号」