目糞鼻糞を認める

まあ僕の暮らしてる国、そして隣の国、一つ挟んでのやたらでかい国が何やら物騒なことになっている。ビジネスな人から見れば、どいつこいつも「何やってんだか」だろうし、その3国の政府の正直な心情は「困ったなぁ」だと思う。国内世論に明確に「ダメ」も言えないかわりに「行っちゃうぞ!」なんてことも出来ない。一つ挟んでの国はさぞかしほっとしてることだと思う。
でもって今回「ネット」が騒動の火ダネと油を担っているように報道されている。確かに日本のスーパーの看板壊しているやつ観るなんか見ると、天安門のときに感じた「燃え」に比べて、どっか政治「萌え」してるように見える。
例によって今回の事件「ネットの害」ばかりフレームアップされてる。いかにもネットの無責任さの象徴みたいにだ。確かにそういう部分は認める。ただ、それより人々がネットをちゃんと使ってないからこういうことが起きてるということが案外大事なんではないかと思う。
このような時ネットで巡回してみれば「色んな意見があるなあ」と言うことが分り、そこまで直情できないんではないだろうか。そのことについては3カ国の人間が等しくアホなんだと思う。
多くの人間が頭に血を上らせる前に、ちょっとだけでも検索の手間をかけたり、考えることをすればここまでには至ってないに違いない。
まあ、そのことについちゃ、うちの国で飛び交ってる言説も大差ない。
まあこのこととは直接関係ないがこのブログを読んで見たら分る。大上段に「文化」なんてか掲げてる人間がこの程度。この人がちょっとでも映画の題名で検索してみたら自分の引いた文章が以下に杜撰なもんか分ったなのに…
それにしても僕も3ヶ月も前のことを未だに根に持ってるもんだ。
人間はえてしてそんなもんだ。だからこそ自省と自制が必要なわけね。
はい、気をつけます。
http://www.taro.org/ml/mailmagazine/index.php?mode=day&log=200412&date=1