女子フィギア恐るべし

その1.真央ちゃんのお姉さんホリプロへ?
舞ちゃんは「今の女子のレベルは高く、自分がそのレベルに到達するのは時間がかかります」なんて言ってるが、まず妹に追いつくのは無理である。それはMJが初めは兄の半分になりたいと言う思いで背番号23を背負ったという由来はあるにしてもラリーはプロにさえなれなかった。この姉妹の差はそのくらいあるような気がする。
その2.安藤美姫の行方
日刊スポーツが「ミキティのライバル」なんてヨタを飛ばしているが、これはあながち間違ってはいない。当てずッぽうが的を射たということだろう。
無論競技者としては安藤と舞はライバルではない。安藤がはるか先を行っているのは確かだろう。しかし、なぜミキティは「トリノで止める」としきりに言ってるののだろう。おそらく彼女は自分のことをよーく知ってるからだろうと思う。「私は天才じゃありません。真央みたいな本当の天才みてると」というのも実感に違いない。彼女は自分のスケーターとしての伸びシロを見切っているのである。この前の世界フィギアを見ていてもわかるように、「4回転」と言う最大の売り以外の部分、つまりごつごつした感がある。その芸術点の出にくい彼スケーティングでは世界の頂点に立つことが難しいということを、ミキティはちゃんと知っちゃってるのである。おそらく2年後は真央ちゃんとの差がはっきりついていることも。
また。村主章枝が「私のアマチュアとしてのキャリアは残り少ない」と言ったとき、村主はその後の「プロ」としての活動を見据えている。しかし、安藤のスケーティングは「魅せる」という面が乏しく、そういう意味で「プロ」に向いているかどうか疑問である。そのこともミキティはよーく知っている。
だから、今回の舞ちゃんの選択についてミキティは内心穏やかではないのではないかと思う。


そんな強かなところが安藤美姫眞鍋かをりの最大の共通点である。
ちなみに大友愛にはこの強かさはない。



この三人の共通点は、堪らなく男の心をくすぐる、だらしない口元である。
その3 城田強化部長
やはり、この国のスポーツ界で指導者ということでは女性の方が圧倒的に光っている。ソフトボールの宇津木監督、シンクロの井村コーチを見ててもそのことはよーく分る。
城田憲子強化部長が、現在のバブリーな人気に全然浮かれていないのもその証拠だと思う。
「コーチや選手とも新採点に対する意識が低い」と言う発言をみても「ジーコジャパン」のこの後はともかく、「長嶋ジャパン」の金メダル*1を疑ってもみなかった、無策で莫迦な男どもをあざ笑ってるかのようだ。
安藤美姫アイコラでここにたどり着いた人たちには関係ないことだけど。
あ、次は眞鍋かをりアイコラかよ。

*1:適当に選手を集めて勝てるんならジャイアンツは毎年日本一なのに。そのことさえ覚えてないくらいバカ。