M-1

なんか第1回の時は漫才の復権とか言う意義があったんだろうが、もうなんか年中行事の一つになってしまったんだろう。
これ「該当者なし」という年でも作らん限り、もう終わっていく予感が昨日の決戦ステージに感じられた。年に一組というのが恒例になっても仕方ないだろう。
第一、現役の審査員があまりにも少なすぎる。前線でお笑いに取り組んでいるのは小朝師匠とカウス師匠のみ。きよし師匠と洋七師匠なんていう芸人としても審査員として終わっている人はひとりでいい。松本人志もいなかったのがあまりに無残。また、文化人志向の南原でなく内村の方が審査員に適当だろうと思う。大竹まことだけ辛いジャッジしても焼け石にお湯というものだ。その他の審査員は今年の演芸バブルに浮かれていて、紳介がこれを起こしたときの危機感が希薄になっているのが見てて哀れ。
ただ、「南海キャンディース」に投票したカウス師匠はその危機感を感じているような気がするのが救いだったが。
やっぱ紳介いないと、これは成立しないことを改めて感じた。
あの女がこんなにも多くの人(参加者およびファン)の気持ちを踏みにじっていることを勝谷はもう少し分った方がいい。それが分らない限りやつがいくら無頼や益荒男を気取ろうと僕は認めない。