「新選組!」

今日の夜の「新選組!」は間違いなくつまらないだろう。
もう、新選組が主役ではない時期を描くのだから仕様がないのかもしれない。しかし、「薩長同盟」の回のように龍馬が主役の時のような爽快ささえあれば救われるが、そんなことはありえない。
やはり、はつらい時期の話なのだから。
でも、僕らは最終回までそのつらさを受け止めていくしかない。ここまで僕らを熱くさせてくれた新選組の末路の寂しさ、悔しさを胸に刻み付けるために。
そして、そこで流される血は無駄であったこと、戦いは回避可能だったこと、勝った方が今の僕らの国をつくったこと、今の忌々しい世の中を用意したことを忘れてはいけない。