あまりに奥深い宮尾ジャケ

ほんとに奥深いと思う。

左が『陽暉楼』のテレビジャケで、右は『蔵』(下巻)のなんと舞台ジャケ。

それぞれそれなりに見かける映画版

とは違ってあまり見かけなかった上に、舞台ジャケを手に入れたのは今回が初めて。


名取裕子版『陽暉楼』は84年8〜9月にTBS系列で放映されたドラマで*1、今回手に入れた文庫の発行は85年12月発行なので少なくとも1年以上このカバーが店頭に並んでいたようだ。


沢口靖子主演の舞台『蔵』は95年、97年、99年、00年の四度は上演されていて*2、今回の版は97年の舞台宣伝用の帯付だった。


ほんと宮尾作品はなんがあって、何がないのか全く見当もつかない。


もしかしたら『鬼龍院花子の生涯』もあったりするのか?