ジャンとかヂャンとかジャンヌとか
結局宮崎では酔っ払ってちっとも読めなかった『明治 大正 昭和 不良少女伝---莫連女と少女ギャング団』。twitterでお礼言っていただいたのに申し訳ない。
んで、そもそもこの本を読もうと思ったきっかけがどこぞで見た「ジャンダークのお君」という異名のかっこよさである。
もちろんこの「ジャンダーク」とは「ジャンヌ・ダルク」のことなんだけど、
- 作者: 高山一彦
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2005/09/21
- メディア: 新書
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そんな数あるジャンヌ映画の一つである『ジャンヌ/愛と自由の天使/薔薇の十字架』のノベライズともちょっと違った文庫を熊本でゲット。
- 作者: 朝吹由紀子,ジャックリヴェット
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1995/04
- メディア: 文庫
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この文庫の表紙クレジットが
なんてめんどくさくなってるのは、この本が「原作」ではなく、単純なノベライズでもないからで、朝吹さんがシナリオの台詞に
場面の展開や状況を助けるために、私はそこに必要最小限と思われる描写や説明を本書に加えた
(あとがき)
からで、かといって
リベットのような大監督の映画が観る者に与えるインパクトを、小説にしようなどという大それた野心が
ないからということのようである。まあ確かにシナリオをそのまんま採録したら、やたらと脚注の多い読みづらいもんになっただろうから、これは正しい選択なんだと思う。
ちなみに主演のサンドリーヌ・ボネールはジャンヌ像の伝統に則って賓乳である(http://us.imdb.com/name/nm0094789/mediaindex)。
こんなくだんないこと書いてる暇があったら『不良少女伝』読めよ、と自分でも思う。